「デジタル教育のススメ~Next Maker」
教員向け年間研修カリキュラム
【第1回】4月 ようこそNext Makerへ
~ Next Makerの100%活用方法 ~
• 背景
「情報II」の授業準備において、教員の負担が最も大きいのが教材作成と環境構築です。年度初めに、Next Makerが提供する「全40週分のスライド」と「コミュニティ機能」の具体的な操作方法をマスターし、100%活用するためのキックオフを行います。
• 研修内容
- Next Makerの機能説明: 基本的な機能や、プラン別のご提供内容などについてご説明いたします。先生からの質問も大歓迎です。
- コミュニティ活用術: 授業で困ったときに「掲示板」でどう質問すれば良い回答が得られるかなど、コミュニティの活用術のヒントをお伝えします。
- 年間カリキュラムの俯瞰: 活用にあたり、先生方に知っておいて欲しい「カリキュラム設計の意図」などをお伝えし、1年間の活用方法についてお知らせいたします。
【第2回】6月 (仮)生成AIの活用塩梅
~ 生成AIについて、改めて考えてみましょう ~
• 背景
世の中ではChatGPT等の生成AIが浸透していますが、教育現場では「禁止すべきか活用すべきか」の基準が曖昧です。Next Makerのカリキュラム(STEP1 第7週「AI時代の社会と仕事」等)でもAIを扱いますが、教員自身がAIの特性とリスク、そして業務効率化への可能性を正しく理解しておく必要があります。
• 研修内容
- 教務DXとしてのAI: テスト問題の作成、評価ルーブリックの素案作成、保護者宛文書の推敲など、教員の「働き方改革」に直結するプロンプトエンジニアリングを体験します。
- 授業での「塩梅(あんばい)」: 生徒が思考停止しないためのAI利用ルール作り(「アイデア出しはOK、丸写しはNG」の線引き)や、著作権・倫理的課題についての指導法を議論します。
- 最新AIトレンド: 画像生成やデータ分析における最新のAIツール事情を共有し、授業のネタとしてストックします。
【第3回】8月 (仮)データサイエンスの入口
~ 経験と勘に頼らない、データに基づく指導とは ~
ゲスト:株式会社JTB(※要調整)
• 背景
後期(STEP3)から始まる「データサイエンス」は、文系出身の教員が最も苦手意識を持つ分野です。JTBが持つ観光ビッグデータ等の実データを用いることで、数学的な統計処理だけでなく「データから意味を読み解く面白さ」を教員自身が体感する必要があります。
• 研修内容
- 未来探究ゼミナールワークショップ(ゲスト講演): JTBの講師を招き、「観光情報」からデータ分析のプロセスを学びます。
- 授業実践例の紹介: 学校で実施した際によくある質問や躓きポイント、実際の祷暁事例をお伝えします。
【第4回】10月 (仮)産学連携の実践例
~ 「社会」を学校に連れてくるための外部連携事例 ~
ゲスト:ゼブラ株式会社(またはCanon)(※要調整)
• 背景
DXハイスクールやNext Makerの肝である「探究学習」において、架空の課題ではなく「企業のリアルな課題」を扱うことが推奨されています。しかし、多くの教員にとって企業との連携授業はハードルが高いため、具体的な成功事例を通じてノウハウを学びます。
• 研修内容
- 企業課題の料理法(ゲスト講演): ゲスト企業(ゼブラ等)から提供される課題に対し、高校生がどうアプローチできるか、企業の期待値と評価視点を聞きます。
- コーディネートの実際: 実際の連携事例について紹介します。
- 企業連携のプチ体験: 先生方に企業連携におけるデジタル活用について実際に体験いただきます。
【第5回】12月 (仮)Next Maker活用事例
~ 気になるあの学校の進め方 ~
ゲスト:Next Maker導入校の先生(※要調整)
• 背景
Next Makerを導入したものの、本当に使い方はこれでいいのか、他にもっとよい活用方法はあるのか、という先生方の率直な疑問に応えるべく、Next Maker導入校の先生に実践例をお話いただきます。情報Ⅱの開設やデジタルを活用した授業について、他校の実践例を聞きたいという声が多くあります。次年度の計画に役立つ事例を先生目線でご紹介いただきます。
• 研修内容
- 情報Ⅱの開設やデジタルを活用した授業の実例: ゲストの先生から、自校の取組や、取り組む中で工夫したことなどと実際の様子をお話いただきます。
- 次年度の計画に向けたヒント: 次年度の計画になるようなヒントを、たくさんの学校に伴走してきた事務局からお知らせいたします。
【第6回】2月 (仮)DXハイスクール成果報告と次年度戦略
~ 補助金活用「その後」を見据えた持続可能な計画づくり ~
• 背景
年度末は、文部科学省への「DXハイスクール事業実績報告書」の作成時期です。また、単年度の補助金利用で終わらせず、次年度以降も機材やカリキュラムを持続的に活用するための計画(カリキュラム・マネジメント)が求められます。
• 研修内容
- 実績報告書の書き方講座: プレミアプラン等で提供されるサポート内容を踏まえ、定量的成果(資格取得数、外部連携数等)と定性的成果(生徒の変容)をどう報告書に落とし込むかを解説します。
- DXショーケースの振り返り: 1年間の集大成である成果発表会(第40週)の結果を共有し、次年度に向けた改善点を洗い出します。 3. 次年度計画の策定: 「Next Maker」の次年度契約更新の手続き確認とともに、新入生に向けた機材活用計画やカリキュラムの微修正(アレンジ)について先生方と考える時間を設けます。